癒し再び

癒し再び

癒し再び

癒し再び

 

 

私は リラクゼーションを通して心身共に健康で美しく歳をかせねていくという癒しのお店を作ろうと思い このお店を「癒しの理容室理容かんの」と名づけました。

 

至らないところも多くまだまだですがお客様にお約束した通り日々勉強を欠かささず進化してきたと自負しています。

 

しかし長いコロナ生活がやっと終わってホッとしたのも束の間 周りを見渡せば癒しのマインドなどすっ飛んでしまっていました。

 

言いたいことが言えるから癒しの店だとか コスパとかお得だとか 飲み屋のような接待を求められたり 気づいて見ればあんなに楽しかった仕事が苦痛になり猛烈なストレスでもう辞めてしまいたいと思うほどになっていました。

 

そんな時 1人の医師(女医)が亡くなりました。大変お世話になった方で今もこの医師一家にはお世話になり続けています。

 

娘さんであり医師でもある喪主の挨拶で亡くなった医師の人生を紹介してくれました。医師になるまで容易ではなかった事 女医の先駆けで「男性の医師がいい」と嘆願書を出された事 家庭を持ちながら医師として身を削るように仕事をしていた様子。

 

驚く事に私が亡き人と出会った時はすでに70歳だったのでした。それなのに市内に移ってから嘆願書を出された僻地まで車を飛ばして往診に行っていました。

 

先人の苦労に比べれば私の大変さなどは大したことなどないと頭を殴られた気分でした。いつも優しくおおらかなあの笑顔の裏にそんな大変な苦労があったとは想像もしませんでした。

 

私はアナフィラキシーです。まだアナフィラキシーなどと言う名前もなかった頃 何度も何度も呼吸困難になり 夜 病院を開けて救ってくれた命です。

 

目が冷めた思いで がんばらなければいけないなぁと心から思いました。腐らず へこたれず放り出さず もう一度 私の癒しのお店を紡いで行こうと思います。

 

私を必要だと思っていただける人だけを見て。
ね、春子先生。

 

癒しの理容室理容かんの 店主
https://www.iyashinokanno.com